調査や資料集めの際、手元にあるURLにアクセスすると
- 過去に見れていたページが消えている
- ページの内容が変わってしまっている
といった事がよくあります。 そんな時に便利なのが Wayback Machine です。 Wayback Machineは過去に保存されたWebページのスナップショットを閲覧できるサービスです。
で、Wayback Machineにアクセスして、URLを入力して、過去のスナップショットを探せば話は終わりなんですが、若干面倒です。もっと手軽にできないかと思い、めっちゃシンプルなBookmarkletを作成しました。
このBookmarkletをブラウザのブックマークバーに登録しておくと、閲覧中のページのWayback Machineのスナップショット一覧ページをワンクリックで開けます。
特に、スマホで記事を見たときに「あれ、前と内容が違う?」と思ったときにすぐに確認できるのが便利です。
Bookmarklet のコード
ブックマークレットのコードは以下の通りです。これをコピーして、ブラウザのブックマークバーに新規ブックマークとして登録してください。名前は「Wayback Machine」などお好きな名前でOKです。
javascript: (() => {
const url = new URL(window.location.href);
const archiveUrl = `https://web.archive.org/web/*/${url.hostname}${url.pathname}`;
window.open(archiveUrl, '_blank');
})();
どんな感じか
せっかくなので、特に便利に感じたiOSでの利用シーンを紹介します。
使い所
以下のような使い所があると思っていて、それらがより “手軽にできる” ようになるのがこのBookmarkletの利点です。
- 過去確かに書いてあった仕様やアナウンスなどを時間を遡って確認し証跡にする
- URLが変わったなどの理由でアクセスできなくなった過去の公式ドキュメントを見る
- よく見るサービスやサイトのUIが変わった際に差分を比較する
まとめ
Wayback Machineは非常に便利なサービスですが、いちいちURLを入力して過去のスナップショットを探すのは面倒です。今回紹介したBookmarkletを使うことで、閲覧中のページのWayback Machineのスナップショット一覧ページをワンクリックで開けるようになります。特にスマホでの利用シーンで便利さを感じると思いますので、ぜひ試してみてください。